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TSファイン・ミリング工法 高精度・低騒音路面切削工法

概要

TSファイン・ミリング工法は、通常の切削ドラムより狭い間隔で切削ビットを配置した切削ドラムを使用する路面切削工法です。このドラムを使用することにより打撃力の連続性が向上し、作業騒音・振動の減少効果が得られます。また、切削厚さは数mmから処理を行うことができ、表面は非常にきめの細かい仕上りとなり、作業直後からの交通開放も可能です。

特徴

  • 細かいビット配置により打撃力の連続性が向上し、作業騒音・振動の減少効果があります
  • 路面のすべり抵抗性をすばやく復元し、切削作業後すぐに交通開放できます
  • 時間、トータルコスト、消費エネルギー量において優れた経済効果があります
  • 薄層舗設の前準備として使用する場合、切削表面の凹凸高低差が少ないため、新たに敷設する合材量の誤差を小さくできます
  • 切削厚さは、TSファイン・ミリングドラムで最大5cm、標準ドラムで最大30cmまで可能です
  • 切削機には自動レベルコントロールシステムが搭載されており、正確な勾配の路面が得られます

適用箇所

  • すべり抵抗が低下またはわだち掘れの発生した路面の復旧
  • 薄層舗装の前準備としての切削
  • 作業騒音が心配される橋梁上での切削工
  • 平坦性を重視する切削オーバーレイ工

切削騒音・振動の低減効果

切削騒音を比較した結果、3dB強の騒音低減効果が得られることが確認されました。また、標準ドラムよりビット配置が狭いことにより打撃力の連続性が向上し、打撃エネルギーが抑制されます。これは橋梁上での切削工に適用した場合、床版振動の低下にもつながり、橋梁下部における切削時の床版共鳴騒音を低減できるものと推測されます。

関連サイト

TSファイン・ミリング工法研究会

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