Tough Flex-R(タフフレックス-R)｜大有建設株式会社

PRODUCT & TECHNOLOGY商品・技術

Tough Flex-R(タフフレックス-R) ひび割れ抑制型アスファルト改質剤

概要

Tough Flex-R（タフフレックス-R）は、ひび割れ抵抗性、耐流動性を改善するアスファルト改質剤です。本改質剤を添加することで耐久性に優れた改質アスファルト混合物を製造することが可能であり、再生改質アスファルト混合物の品質向上 [用途１] やアスファルト舗装の長寿命化 [用途2]を図ることができます。

特徴

ひび割れ抵抗性と耐流動性に優れた改質効果を発揮します
溶解性に優れるプラントミックスタイプのアスファルト改質剤です
目的に応じた添加量の調整、少量出荷への対応、余剰材料削減が可能です

用途１　再生アスファルト混合物の品質向上

再生骨材配合率20～50%の再生アスファルト混合物にTough Flex – Rを使用することで、新材の改質Ⅱ型アスファルト混合物と同等のたわみ性と耐流動性を示します。再生アスファルト混合物は、再生骨材に含まれる旧アスファルトが混合物の品質に影響を与えるため、再生骨材の混入量が限られています。しかし、Tough Flex-Rを使用することで高い再生率で高性能な再生改質アスファルト混合物(TFR Re-Mix)を製造することができ、資源の有効活用に貢献します。 [NETIS番号CB-230036-A]

混合物(TFR Re-Mix)性状（代表値）

たわみ性(ひび割れ抵抗性)

耐流動性(わだち掘れ抵抗性)

用途２　リフレクションクラック抑制効果

ストレートアスファルトにTough Flex – Rを使用することで、リフレクションクラック抑制効果を向上させた改質アスファルト混合物(TFR Mix)を製造できます。通常の混合物と比較して耐流動性とたわみ性が高く、老朽化したアスファルト舗装のオーバーレイ層や切削オーバーレイ層などに舗設することで既設舗装上に発生したひび割れが原因となるリフレクションクラックの発生を抑制することができ、アスファルト舗装の長寿命化を図ることができます。