TMTミックス 中温化アスファルト舗装
概要
アスファルト混合物の製造時に中温化用特殊添加剤を添加することにより混合性や舗設時の締固め特性を改善し、混合・施工時における温度条件を従来より30℃程度下げても同等の品質と施工性が確保でき、従来と同一の温度とすれば寒冷期でも高い締固め性を得ることができる技術です。
特長
- 製造・施工温度を 30℃程度低くできます
- 転圧完了から交通開放温度(50℃)までの舗装の養生時間が短縮されるため、交通開放時間を1時間程度短縮することが可能です
- アスファルト混合物製造時に骨材加熱温度の低減により燃料消費量を節減できるためCO2排出量を約11%抑制でき、省資源・省エネルギーに寄与する混合物です
中温化技術とは
中温化技術とは、アスファルト混合物の製造時および舗設時における温度条件を低減できる合材技術です。アスファルト混合物に特殊添加剤を添加することで、アスファルト中に良質な微細泡が発生し発泡作用によって製造時の混合性が向上します。
また、微細泡は舗設が終了するまで混合物内に保持されベアリング効果により締固め性が向上することから、従来の温度条件から30℃程度低減することが可能となります。
お問い合わせ
製品販売事業本部 製品販売部 TEL:052-881-1657