チゼルノイズサイレンサー 暗騒音工法
概要
ハツリ作業における、ブレーカーのノミ先(チゼル部)から発生する打撃騒音を11dB低減させます。
また、チゼル部からの飛散物防止の効果もあります。商店、人家の軒先、病院、学校周辺、夜間工事等で作業員の手間を要することなく簡単に据え付けて、作業が出来るので、騒音を簡単に低減させることが出来ます。

また、右写真の様にコンパクトに折り畳めるので撤去、移動が簡単です。(重量は12kgです)

施工写真

ブレーカーノイズサイレンサーと併用して使えば、チゼル部(ノミ先部分)からの打撃騒音とエアーブレーカーの空気破裂騒音を低減することが出来ます。
※騒音測定値はL5(dB)、音源から7.5m、地上1.2mでの測定値です。
チゼルノイズサイレンサー(ブレーカーノイズサイレンサー併用時)の騒音低減性能
周波数分析結果

騒音測定結果
騒音対策 | 騒音レベル (L5、dB) | 原音からの低減騒音 (L5、dB) |
未対策 (作業騒音) | 94.6dB | – |
チゼルノイズサイレンサ | 83.6dB | -11.0dB |
チゼルノイズサイレンサ +ブレーカーノイズ併用 | 77.0dB | -17.6dB |
チゼルノイズサイレンサーシリーズ(簡易バリア Kタイプ、Iタイプ)
市街地等の人通り、通過車輌多い場所での取り壊し工事において、工事に伴う騒音と取り壊し部分から発生する飛散物対策として、コンパネ養生していますが、コンパネ単体では風圧を受けてしまい、不安定な状態での施工となっています。簡易バリア Kタイプ(L型)、Iタイプ(コの字)の標準仕様はメッシュシート構成と成っていますので、風圧による影響が少なく、飛散物の拡散予防を図ることが出来ます。また、オプションの天然ゴムシートを掛ければ5-6dB(L5)の騒音低減を図ることが出来ます。


簡易バリア諸元、性能一覧表
簡易バリア タイプ | 寸法(m) | 重量(kg) | 騒音レベル | 摘要 | ||||
使用時 | 折畳時 | 本体 | ゴムシート t=2mm | ゴムシート t=3mm | (L5、dB) | 原音よりの低減量 | ||
Kタイプ | 平面 1.15 × 1.15 × 0.5 高さ 1.00 | 1.15 × 1.00 × 0.08 | 5.5 | 67.1 | 1.4 | 原音 68.5dB(暗騒音) 33.3dB | ||
7.5 | 63.6 | 4.9 | ||||||
11.1 | 62.8 | 5.7 | ||||||
Iタイプ | 平面 1.25 × 0.65 高さ 1.00 | 1.25 × 1.00 × 0.08 | 7.5 | 67.3 | 1.2 | |||
8.1 | 62.8 | 5.7 | ||||||
12.0 | 62.1 | 6.4 |
お問い合わせ
建設事業本部 機材課 TEL:0567-55-2661